栃木鳥見ツアーその1（栃木県民の森ほか）（2021.8.12）

都会の公園が夏枯れで、鳥を見られないなら、高度をあげればいいじゃないシリーズその3として、8月の栃木に行ってまいりました。栃木と言えば、矢板市の県民の森、日光市の戦場ヶ原など数々の探鳥スポットがあるので、そちらを回って来たいと思っています。今年の夏に会えなかったオオルリちゃんやコルリちゃん、コマドリちゃんに会えるといいなーとの淡い期待を抱きながら、栃木ツアースタートです。

前回の戸隠ツアーで、渋滞により1日潰れてしまったことを教訓に、今回は宇都宮に前乗りしました。朝5時起きで6時過ぎには宇都宮駅を出発し、栃木県民の森へ向かいます。栃木県民の森には7時30分過ぎに到着。コロナの影響でキャンプ場などが閉鎖されているせいか、駐車場には車が1台も停まっていません（；＿；）喜ぶべきことではあるのですが、深ーい山の中な事もあり、なんだか不安な気持ちになります‥。取り敢えずミソサザイに会うことを目指して、昼下がりのジョニーを大量に振りかけたのち、宮川渓谷の遊歩道へ向かいます。ちなみにこちらは創造の滝の写真です。

遊歩道はとても雰囲気のいい場所であるものの、想像していたよりもずっとワイルドな道でした。鳥の声が全くしない事もあり、早々に引き上げ（；＿；）、森の中の道を歩くことにします。最初に見つけたのは木の上にいたお久しぶりのヒヨちゃん。

芝生広場の電線にツバメちゃんたちが止まっていました。

続いてヤマガラちゃんも。ボサボサなのが気になります。幼鳥ちゃんだったのかな？？

その後は、森林展示館や鳥獣保護施設の前を通り過ぎ、県道を登って行きました。途中、色々な場所で、キビタキちゃんなど鳥の声は聞こえるものの、姿は見つけられず（いつものパターン‥）。メジロの集団も見かけましたが、私有地の木に集合していたため、写真は撮れませんでした。あまりに鳥さんに会えないので、こんな写真を撮ってみたりして。

駐車場へ戻る道の途中にも、宮川渓谷へ下りる道があったので、下りてみました。ミソちゃんのソングポストになりそうないい感じの木もたくさんあったんですけどねー（脳内ミソサザイは再生済）、本物はいませんでした。残念(T ^ T)

適当なところで引き返し、野鳥の森は撤収することに。撤収する前に森林展示館のトイレに行こうと、カメラを持たず歩いていると、近くにホオジロちゃんがやって来ました（鳥撮りあるあるですね）。スマホで証拠写真だけ撮りました。一眼で撮りたかった(T ^ T)

県民の森は10時30分頃撤収し、八方ヶ原へ向かいます。小間々の駐車場へ行ってみようと山道を登っている途中でガスって来たので、慌てて山の駅たかはらの駐車場へ戻ります。山の駅たかはらの周りも散策できるようになっていて、鳥の声が聞こえていて、いい感じでしたが、こちらも、みるみるうちにガスって来ました。

動くに動けないので、山の駅でお蕎麦を食べたり、車の中でお昼寝したりして、2時間くらい滞在しましたが、鳥は撮影できませんでした。鳥の声はたくさんしていたんですけどねー。大いなるポテンシャルを感じたので、八方ヶ原には、ぜひ季節のいい時期に再訪してみたいです。霧の中のホオジロちゃん（多分）の写真を貼っておきます。

霧が少しだけ晴れたタイミングで道の駅たかはらを出発し、塩原温泉へと向かいます。宿のチェックインまで少し時間があったので、塩原ビジターセンターに行き、周辺の遊歩道を少しだけ歩いてみました。いかにも鳥がいそうな森でしたが、鳥の声は全く聞こえず（；＿；）。遊歩道から天狗岩を写した写真を貼っておきます。

全く鳥果が上がらず残念でしたが、色々な探鳥スポットに行くことができて楽しかったです。